ICO、1sat上場って何? 新規参入のトークンに、上手に投資する方法(前編)

Sisinn interview ico

ICO1satoshi上場とは? その違いについて 

アッピィ:仮想通貨市場全体にも追い風となるニュースが増えてきて、BTC市場も久しぶりに好転してきましたね。これから一気に市場全体が暖かくなって欲しいですー。そんな中、コインパーティーでもICO1satoshi上場などの新規登場トークンを多数紹介してきました。
ここらへんで、指針さんに新規登場トークンに対して、どうアプローチしていけばいいのかをお聞きしたいと思います。
指針さん、お引越し準備中に失礼します! 

指針:プライベートネタをポロッと入れなくていいからw

アッピィ:最近、NANJ(なんJコイン)やCHE(クリプトハーバーエクスチェンジ)、BENGO(弁護士コイン)など、ICOではなく「1satoshi上場(通称:1sat上場)」でトークン配布を開始する銘柄が増えていますね。この背景にはどんな事情があるんですか?

指針:まず、ICO1sat上場の違いからおさらいしましょう。まずICOの場合、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などの主要通貨の資金を募り、価格に応じたトークンを出資者に提供します。この場合、その時点でトークンがある必要はなく、開発ができた段階で配布し、取引所での上場を目指すケースが多いです。

アッピィ:いったん出資して、果報を寝て待つ方式ですね。 

指針1sat上場では、トークンの開発がある程度済んだ状態で、対BTCの最安値である1satoshi(0.00000001BTC)で上場を行い、その場で開発企業のトークンを売却して資金を調達する方法です。基本的に通常の上場と同じですが、最安値からの配布となるため、1satoshiで買えば、売却さえできれば損をしないということになります。また、1sat上場の際に企業が調達できる資金は「1satoshi×売却枚数」です。

なぜ1sat上場が増えているのか? 

アッピィ:どうして1satoshi上場が増えてきているんでしょうか?

指針NANJの成功例が後押しをしている、という点はあると思います。実際の背景としては、日本では国の規制によってICOが事実上できない、という状況があります。1sat上場の場合、取引所が開発団体からトークンを引き受けて、取引所が売り出す体裁を取ることで新規トークンが市場に流れる、というフローになっていると思われます。

アッピィ:なるほど。日本製トークンの1sat上場が増えているのは、国の規制のために新規トークンが開発しづらい状況があるんですね。では、なぜStocks.ExchangeCoinExchangeなどで1sat上場するケースが増えているのでしょうか。

指針:以前「コイン会議」でもお話ししましたが、トークンが上場する際は、開発団体が各取引所に手数料を支払うケースが主流となっています。その際、支払う必要がある金額が、各取引所の実力で決まってくるのだと思います。あくまで推測ですが、Stocks.ExchangeCoinExchangeなどは、比較的低額で上場できるのではないでしょうか。一方で、取引量トップに属すBinanceような大手取引所では、その100倍に近い、非常に高額な資金を支払う必要があるという話もあります。
スタートアップ企業では、「トークン開発まで行って、その後の資金調達のために上場したい」という理由などで、Stocks.ExchangeCoinExchangeなどの取引所が人気となっているようですね。
逆に、ものすごく資金力がある開発団体であれば、一足飛びで大手に上場できます。この場合は、もともとの開発段階から資金が潤沢で、かなりの信用がある団体に限られます。

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大手取引所に上場するメリットとは? 

アッピィ:なるほどー。では、BinanceOKExなどの大手に入るのは、かなりの資金力が必要そうですね。それでも上場するメリットってあるのでしょうか? 

指針:やはり、大手取引所はとてつもない流動性があるため、上場すれば世界中の投資家の目に触れるというメリットがあります。世界的なマーケットには、より多様な価値観を持つ投資家が集まってきます。こうした人々の目に触れることで、そのトークンの魅力に共感する人の目に触れる機会が増えるわけです。
そこで流動性が高まれば、トークン価格も大きく上昇しやすいので、そこにお金をかける、というのは意義があると思いますね。 

アッピィ:最初に小規模取引所に上場した後に大手に上場すると、開発団体にどんな利益があるんでしょうか?

指針:開発団体は、最初に上場したときにトークンを全部売っているわけではなく、何割かは団体側が保持しています。最初の上場で、ある程度資金を確保した後に、戦略的に少しずつマーケットで売却することも少なくありません。新しい取引所に上場するというのは、今までになかった買い手が増えます。市場に入ってくるお金の額が増えれば、そのトークンの価格も上がってくるわけです。そういう意味で、新規取引所に上場するというのは、ホルダーにとっていいニュースとなります。


新規トークンの上場で、気をつけるポイントは? 

アッピィ:新規上場のタイミングで開発団体が新たに売却するということは、上がった途端に下がる可能性もあるんでしょうか?

指針:そうですね。新しい取引所に上場するということは、新たな投資家に対して開発団体がトークンを配る、ということでもあります。価格が上昇しても、団体からの売りが入る可能性は念頭においておくべきですよね。このような資金流入によって開発が進むということなので、そのトークンを応援しているホルダーにとって、やはりいいニュースなのかなと思います。

アッピィ:上場のタイミングでの価格高騰を狙うトレーダーにとっては、開発団体がどの程度のトークンをホールドしているかも、上場時に気をつけるべき項目なんですね。

指針:そうですね。運営がかなり持っている場合は、2番手、3番手といった取引所に上場する際は、個人ホルダーも戦略を立てる必要があります。上場した瞬間、すぐに売りが入って価格が下がる、ということも想定しておくといいかな、と思います。

アッピィ:開発団体が所持しているトークン枚数を把握するには、どうすればいいでしょうか? 

指針:簡単な方法としては、各団体のホワイトペーパーに明記されているのでチェックしておくといいと思います。ホワイトペーパーでは、全体のトークンの内、どのような割合で配布するか明記しているケースが多いです。


(次回・7/27日掲載・に続く。指針が語る「いいICOの見分け方」と「今後注目のICO情報」)

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