【コイン会議2】プロの投資家が気になる、仮想通貨の取引所とは?(後編)

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——5月には、HuobiのHTやOKExのOKBといった、いわゆる「取引所トークン」で大きな盛り上がりがありましたね。指針さんが紹介した直後に爆上げが始まるなど、実際に大きな利益を上げた人も多かったのではないでしょうか。

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指針:非常に多くの方々に喜んでいただいていますね。みなさん儲かったみたいで大好評でした。 

エスケー:仮想通貨は、ちょっとでも実用性を持たせて、トークンに価値を持たせるのが大事なところだよね。そこが難しいところなんだけれど、「取引所で使える専用トークン」というだけでベースの価値が保証されるわけで、みんなが欲しくなって購入者が増えるんだと思う。 

指針:そうですね。取引所トークンは明確に手数料が割安になったり、ICOが上場する際に購入しなくてはいけなかったりします。つまり、仮想通貨市場は、現状では取引所優位な状態が続いています。
取引所としては、BinanceBNBが去年の10月から始めて成功している実績があります。ICOの場合、取引所という「お上」に対して、3億といったような多額の申請料を支払うといった実情があります。新規上場トークンは、上場しなかったら価値が出ないので、購入を余儀なくされているわけです。取引所のトークンは、販売資金で何かをするのではなく、株のようなイメージで利用されています。
Binanceなどでは、トークンをもとに、トークン開発企業と色々な交渉をしています。取引所トークンは取引所の武器であり、ユーザーではなく、トークン開発者向けのマーケティングツールなわけです。ベースとして、一般的なトークンと狙っているマーケットは違っていると言えます。

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——Binance、Huobi、OKExといった名だたる取引所が成功したことで、今後も各取引所で独自トークンを配布する可能性も出てきましたね。

指針:これら大手の取引所では、「トークン提供者が取引所のエコシステムに巻き込まれる」という構図ができてしまいました。そのため、出た瞬間に買っておけば自然に儲かるイメージが広がっています。現在、どこの取引所もこぞって作っていますが、最盛期はボチボチ終わるのではないかなと思っています。
すでに話したように、大手取引所のトークンの実例が上がっているので、もう「横感」ができてしまっています。新鮮味がなくなる、ということですね。
BNBHTOKBでは、トークンの価値が決まっていないために高騰が起きましたが、比較対象ができたことで、今より小規模になってくるのではないでしょうか。 

エスケー:一般投資家の目線で言えば、取引所トークンは絶対に利用すべきだね。アビトラをする上では、取引手数料は大きな壁でもある。激しくトレーディングをするスタンスの投資家には、手数料が割引になるトークンを利用しない手はないと思う。

指針:なるほど。ユーザーの立場でも実際にニーズがあるんですね。

エスケー:手数料の割引があるだけで、利益は全然変わるから、割引率が明確なBinanceのBNBはユーザーにとってもメリットが大きいと思う。もちろん、Bitbankでは6月まで手数料無料なので、外せない業者の1つ。そういう意味で、トークンの手数料割引などを活用すれば、ユーザーの注目度も変わってくるはず。

——今週から、ついにSBIバーチャルカレンシーズ(SBIVC)が始動しましたね。XRPをメインの通貨として展開する同取引所ですが、国内初のICOも目指していると発表されていますね。まだ未知数な部分も多いですが、今後SBIVCもコイン会議で取り上げたいですね。


(コイン会議・第2回 終わり)


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